歯科助手のお姉さん

歯の健康維持のために

お母さんに口の中を見せる少年

娘が学校の歯科検診の結果を持って帰ってきた。異常なし、今年もほっと胸をなでおろす私。というのは、40年以上前小学生だった私は、歯科検診のたびに虫歯が見つかり、毎年のように歯科医院の治療に通うような、歯科的にはかなりの劣等生だったのである。乳歯が生え変わっても虫歯になり続けたため、口を開けるといまだに銀色の詰め物が散見されるため、大口を開けて笑うのはほんとはしたくないのが正直なところである。
子供たちを育てるにあたり、自分の様に虫歯だらけの口元にしてはいけないと思い、こどもたちを絶対に歯磨き嫌いにさせないよう細心の注意を払った。子供は元来歯磨きなんて好きでないものである。だから、ごろんと膝まくらして子供の歯を磨こうとしてもたいていは、最初はイヤイヤとされてしまうものである。力ずくで口をこじ開けてごしごし、なんてしようものなら、即歯磨き嫌いな子供の出来上がり。
だから私は、子供の歯を磨き始めるころは、女優?になり、「あれぇ、○○ちゃんの口にバイキン君みつけたぁ。」「泡の中でバイキンがおぼれてる。」など芝居がかったセリフをいい、ご機嫌を取りとり、ブラッシングをしたものだ。そのおかげか、我が家の子供たちは今でも歯磨きは好きで、マウスウオッシュまで使う徹底ぶり。虫歯ゼロ、彼女らの自慢である。きっと彼女らが将来母になったとき、同じように女優となり、お口の中のバイキンと戦う日が来るのであろう。